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いざ鎌倉!

本当は所沢の方にある小江戸に行ってお菓子でも食べてこようかなって思ってたのですが、なんか所沢に行く道が狭くて危ないらしかったので、小江戸はまた調べてからってことにして逆方向にある江ノ島・鎌倉に行ってきました。

江ノ島とロードレーサー

何故鎌倉かというと、海っていいじゃないですか。あふれる太陽、波打つ海、輝く砂浜に輝く女性達・・・・・・。

8/12、天気は曇りのち所により豪雨や雷雨。まだ暗い中、一人の学生が故郷を離れた・・・・・・。

出発は前と同じ、多摩湖サイクリングロードの基点、井の頭街道の基点と五日市街道が交わる所です。

まずは井の頭街道を少し進んで最初の交差点を曲がって武蔵境通りへ。そしたら後は延々この武蔵境通りを南下し、途中で鶴川街道っていうやたら綺麗で大きな道に変わりますが、そのまま進んで多摩川へ。多摩川原橋という交差点に出ます。

橋を渡り終えたところ
橋を渡り終えたところ。

多摩川原橋を渡って矢野口という交差点で左折し、川越街道に乗り換えます。途中で府中街道に変わりますが、そのまま進んで溝口という交差点へ。

後で気が付いたのですが、溝口って二子玉川の南にあるんですね。多摩川着いたら多摩川サイ走ってくれば良かったです(´・ω・`)

溝口交差点
溝口到着。俺は一生溝口という交差点を忘れないだろう・・・・・・。まぁその話は後ほど。

溝口を右折し、厚木街道に入ります。でもなんかやたら走りにくかったような気がする・・・・・・。

坂は多いわ交通量は多いわでひどかったです。とても自転車が走るところじゃない。大きい道を通り抜けるところは高速みたいな立体交差になっていたのですが、わざわざ降りないと走れないので(走れるかもしれないけど、とてもじゃないけど怖くて上は走れない)坂を下ってまた登るのが面倒でした。

それに思ってたよりも凄く田舎で、本当に海に向かっているのだろうかって感じでした。いつも多摩川から海に出てるので、海までの距離→0の時、都市の発達度→無限大っていう理論が俺の中にあったんです。俺は八王子にでも行くのだろうかって思いました。標識に八王子とか町田とか出てたし。

この道をずっと進むと467号線と合流するので、あとは467号線を進むだけ。

藤沢駅
途中藤沢駅に寄り道。出発してから1時間半ほど経ってました。

467号線は比較的交通も少なく(朝早かったからかも)車道の幅もそこそこだったので走りやすかったです。

江ノ島駅
途中江ノ島駅に寄ってみました。ついにあとわずか!

江ノ島駅をちょっと進んだところで467号線は右に曲がるのですが、地図なんて持っていない俺はそんなことはつゆ知らず、そのまま道を直進してしまいました。

鎌倉の町並み
鎌倉って感じがムンムン伝わってきます。

そしてついにその時は近づいてきて・・・・・・

お!

海
ついに海到着ー!!

江ノ島と海
道路を渡りちょっと休憩。いい眺めだなぁ。でも晴れてたらなぁ。そんで横に同じクラスの女の子やら兄弟みたいな幼馴染(女)やらが居たらどんなに幸せか・・・・・・。そんなことを妄想しつつちょっと休憩しました。

そんな感じでオタクっぽくなごんでいると、近くの踏み切りの警報機が鳴り出し、向こうから江ノ電が来るじゃないですか。ここで数年前に鎮火してしまった鉄マニ(ヲタというほどではない)の炎が一時的に再燃・・・・・・。

電車
出来ませんでした。流し撮りっぽくしようとしたらダメだったし、ピントもなんか車に合ってるし、迫力ないし。鉄というか写真の道はなかなか難しいです。

この後江ノ島の方に行ったのですが、江ノ島へは車道を通って入ることが出来ないそうだったので引き返すことに。

いやしかし湘南の雰囲気っていいですね。曇ってるのに凄い明るい。若者のエネルギーがそういう風に見せているのでしょうか。これで晴れてたら熱いし焼けちゃうけど、もっと楽しく湘南を走れただろうなぁと思いました。

鎌倉の中心部へ
海岸線を東に進み、鎌倉の中心部の方へ向かいました。

その理由は鎌倉駅によりたいってのもあったし、コンビニでトイレしたかったからです。俺のお腹の壊しっぷりははんぱじゃない。毎回お腹壊してます。この前も銀座で下したし。やっぱりスポーツドリンクをがばがば飲んじゃうのはダメですね・・・・・・。

鎌倉駅
鎌倉駅。中2の頃来たなぁ。班ごとに流れ解散で、違う班だった好きな女の子が近くに居て内心はしゃいでいたのも今ではいい思い出です。

そんでコンビニのトイレを買りて、いざ帰宅の途へ。

出発前から、帰宅はもと来た道を戻るか、横浜によって帰るか迷っていたんです。でももと来た道は限りなくつまらなかったので、横浜によって帰ることにしました。

また海岸にでて134号線を東へ進み、逗子に来ました。しかし逗子に来るまでが大変で、トンネルとアップダウンの多さに脱帽・・・・・・。凄い怖かったです。鎌倉から逗子は違う道にしたほうがいいです。

逗子
逗子の様子。

んで、申し訳ないんだけど、それからしばらくの事は何も覚えてません。どんな道を通ったのかすら思い出せない。でもただ一つ覚えていたことがあります。

朝比奈インター入口
みくるちゃーん!!!

そんで、気が付くとこんなところに居ました。

凄い大きい道の上
ここは・・・・・・どこ?不安で失禁しそうでした。誰かとなりの道路の名前を知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。

9/1追記:GoogleMapsで遊んでたら偶然見つけました!横の道はななななんと環状2号でした!ここだそうです

そういうえば、この道路の透明な壁の遮音性にびっくりしました。自転車をこいでいてやけに隣が静かになったなと思ったんです。でもよく耳を澄ませばしゃーしゃーという音が聞こえてくるじゃないですか。右を見ると、1枚の透明な壁の向こうには時速60キロとか80キロとかで走ってる車の姿があるじゃないですか。普段全く気付かない所でも技術は進歩しているんだなぁとビックリしました。

まぁそんなことがあって、気が付くと隣を新幹線が走ってました。

新横浜
気が付くと新横浜駅に居ました。

新横浜の町並み
やっと都会っぽくなった感じ。

そんで、またここからしばらく覚えてないです。

あーそう、確か気が付いたら川崎のローソンで雨宿りしていました。近くに電報局があったかも。

雷を伴った雨が降ることは分かっていたのですが、雨が降る前に帰れるだろうと思っていたんです。甘かった。横浜の地形をなめてました。

んで近くに電報局があったせいかは分かりませんが、雷がバンバン近くにおちてくるんですよ。超怖かった。ドッカーンバチバチバチー!!ってもう、死ぬかと思った。思わず飛び跳ねたり悲鳴上げたりする始末。それに屋外に居るんですよ?不安で仕方が無い・・・・・・。

豪雨
雨の様子。

雲
雲の様子。

となりにMTBに乗った人も雨宿りしていました。普通ならどこから来たんですかー鎌倉から来て今から帰るところですーそうなんですかーって感じで会話することもあるでしょうが、俺みたいな人見知りにはそんなことは出来ません。

そんで途中片方の尻をフレームに乗せてうつ伏せになって寝そうになりその乗っけていた尻が落ちて股にフレームが挟まっていてぇってなったりしましたが、ようやく雨も小降りになってきたので少しくらいならぬれてもいいかと出発。

そんで気が付いたらJRの南武線沿いを走っていて、ここはどこだーって感じになったのですが、ついに標識に溝口という文字を発見!ひたすらそっち方面に走り続けます。溝口だけを求め、体力的に限界許容点をオーバーした足で、ひたすらペダルを踏みます。溝口!溝口!溝口いいいぃぃ!!!

んで絶えず溝口溝口言ってたら、ふいに溝井っていう中学時代の同級生を思い出しました。あーそういえば全員リレーの練習で本来なら俺の後が溝井だったんだけど何故か変わっててあれ俺の後ろ溝井じゃねぇの?って何回も言ってたらお前溝井の事が好きなんだろ!とか言われて凄く焦ったけどその溝井の替わりに入ってきたのが俺が気になっていた人でさらに俺の前の人もちょっと気になっていた人で気になっている人からバトンを受け取りついでに手を触り気になっている人にバトンを渡しついでにカッコいい所見せたり手を触ったり出来るなんて最高!と思っていた中2のあの頃の俺は本当についていたし幸せだったなぁと心からそう思いました。

そんなことを思い出して脳にエネルギーを食われたせいか、途中本当にエネルギー不足で死にそうになりセブンイレブンに寄ったのですが、全財産はなんとまさかの21円。そこらの小学生よりも貧乏です。そしたらチロルチョコ2個買うかと爆発寸前の頭脳は本気で考えていたのですが、なんかATMがあるじゃないですか。何かあったときの為ともってきていた郵便貯金のカードを入れてみました。そしたらなんか使えるじゃないですか!!!

おれは 2000 えんを てにいれた!手数料?そんなもんくれてやるぜ!!おにぎりとアンパン、そして念願のジュースを買いました。生を実感し、生きる気力を取り戻せました。微笑みに微笑み、更に微笑み微笑んで仏様もびっくりの安らかな顔でお食事をさせていただきました。

ありがとうセブンイレブン・・・・・・。むしろATMに感謝すべきではないかという突っ込みは置いておいて、その言葉を残し俺はついに溝口に到着、そしてまた矢野口にも着き、多摩川に戻ってきたのであった・・・・・・。

そして多摩川に入るとそこには綺麗な景色が待ちかまえてくれていました。

夕焼けそのいち

夕焼けそのに

ああ多摩川よ、僕はどこまでも走っていけそうだ・・・・・・。

草原のような風景
今すぐこの草原にダイブしたい・・・・・・。(ちょっと画像編集済み)まぁ草の中に何が居るかわかったもんじゃないですから間違っても実際にダイブすることはしませんが、それでも高原にいるかのように草が輝き、風に揺れていました。

そのまま多摩川サイクリングロードを上流に進むと、是政に着きました。家まではここから15キロくらいあるけど、もはや是政なんて俺の町って感じです。

本来なら小金井街道と五日市街道を通って帰宅しますが、もう車道を走るのはうんざり。西部多摩川線の沿線をぷらぷら流して帰宅しました。

西部多摩川線の高架
多摩川線と野川が交差するところ。電車が入ってればもっといい感じだったかも。

多摩川線沿いをひたすら北上し、武蔵境に着くはずが何故か東小金井に。でもどっちももはや俺のホームタウン。

東京では武蔵野が俺のホームタウン、神奈川では東京が俺のホームタウン、アメリカでは日本が俺のホームタウン。そしたらいつか火星に行って地球が俺のホームタウンという日がきたりすると思うとSFっぽいなぁって思いながら、無事帰宅することが出来ました。

ちなみに地図はこんな感じ。

地図

多分こんな感じだと思います。つーか横浜を避けるようにして進んでいるのは気のせいだろうか・・・・・・。それにやたら遠回り・・・・・・。

データはこんな感じ。

通算距離 区間距離 通算時間 区間時間 通算平均 区間平均
矢野口 9.69 9.69 22.03 22.03 26.39 26.39
溝口 19.25 9.56 45.17 23.13 25.57 24.80
467号線 39.38 20.13 96.17 51.00 24.57 23.68
藤沢 56.41 17.03 138.07 41.90 24.51 24.39
61.36 4.95 152.87 14.80 24.08 20.07
江ノ島 62.77 1.41 157.18 4.32 23.96 19.60
鎌倉 70.20 7.43 177.43 20.25 23.74 22.01
多摩川 163.20 93.00 469.40 291.97 20.86 19.11
是政 167.55 4.35 482.93 13.53 20.82 19.29
181.04 13.49 526.45 43.52 20.63 18.60

最高時速は、自分でも良く分からないんだけど坂道で58キロだったようです。覚えてないけど。ちなみに、時間の単位は時間と分と秒を分に換算したものです。

正直、今回のサイクリングでは無茶をしすぎたと思いました。

1500円程度の現金で往復100キロを超える距離を走るのもなめてますし、ましてや地図もろくに見ないで出ずに、地図すら携帯しないなんて言語道断。それにまだ初心者が都外に出るのはまだ早かったです。

まだしばらくは都内を走ろうと思います。

まあでも、いい経験になりました。なんとそうは距離は180キロ。3日もあれば京都につけてしまいます。この向こう見ずな感じで色々挑戦していきたいです。

その後の話。

それで翌日の13日にメンテナンスをしたのですが、だるかった・・・・・・。フレームは泥だらけ、チェーンも泥だらけ。雨の日だけは二度と走りたくないです。今度クリーナーとオイル買ってメンテナンスしないと。あとメンテナンスの本も買っておこうかな。あとホイールも軽くしたいなぁ。効果が凄いって言うし。あと以下略。

ちなみに次は「荒川~入間川~多摩川大周回」を計画しています。ここを参考にしたというか、もろパクリです。でも筋肉痛でふくらはぎが痛いし、今日から1週間程度長野の方に行くので自転車はおあずけ。輪行も考えましたが、長野の道はよく知らないので今回はパス。高原だから面白そうなんですけどね。

いつか今回の多摩川みたいな景色が果てしなく広がる高原を走ってみたいなぁと思いました。長野や北海道あたりにありそう。ではこの辺で。

カテゴリ / 2006/08/13 13:50 / Permlink / WEB拍手

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