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飽くなきスコーンへの挑戦

はじめに

 きっかけは一つの漫画でした。その名もローゼンメイデン。なんとなくイギリス的なキャラクターが出ていて、それはもう萌えに萌え、悶えに悶えました。お勧め。それを読んでいるうちに、気がつけば雛苺とか翠星石とかとアフタヌーンティーしたいなぁ、なーんて思っちゃいまして。それでキッチンに置いてあったお菓子の本を読んだら、スコーンの作り方が載ってまして。よく読んでみると材料も簡単だし、時間も1時間もかからないで出来るとあって、これはもう作るしかねぇな!ということで、作ってみました。

 でも1日だけじゃ成功はならず。2日たっても成功ならず。3日目、4日目ははたしてどうなる!?(記事は2日目が終わった後に書いてます)これは一人のオタクの、儚き夢への挑戦の物語である・・・・・・。

1日目

 本に書いてある通りに作ってみることに。

 材料は以下。

  • 薄力粉 : 225g
  • ベーキングパウダー : 小さじ2杯
  • 塩 : ひとつまみ
  • 砂糖 : 25g
  • 無塩バター : 40g
  • 卵 : 1個
  • 牛乳 : 70cc

 作り方は以下のようにやりました。

 まずオーブンを220度に加熱しておきます。

 大き目のボウルに水と氷をいれ、その上にそのボウルよりも小さめのボウルをいれます。つまり冷えるようにすると。

 薄力粉・ベーキングパウダー・塩を混ぜて振るい、ボウルの中に入れます。

 その中に無塩バターを入れ、バターと粉を混ぜます。このとき、バターをフォークで潰しながらやります。バターの破片が小さくなってきたら、指でバターと粉を一緒に潰すように混ぜ、粉がなんとなくしっとりする感じにします。

 卵を溶いて、牛乳と混ぜます。

 砂糖を入れて混ぜ、牛乳を少しずつ流し込みながら、ゴムべらで生地をまとめていきます。

 この時点で生地はこんな感じになりました。ネチャネチャしてます。

 DSC05683.jpg

 まとめたらまな板に移し、上からラップをかけて棒で厚さ2センチくらいに伸ばします。

 打ち粉を振って、直径6センチくらいの円形に切り取り、オーブンシートの上に乗せます。

 上にハケで牛乳を塗って、オーブンで15分ほど焼きます。

 良い感じに焦げ目がついたら完成です。

 んでこんな感じに仕上がりました。

 DSC05685.jpg

 なんか手前のつぶれてるし、上のほうのもつぶれてるしこれはシュークリームか!って感じです。

 DSC05686.jpg

 紅茶と一緒においしくいただきました。

 DSC05687.jpg

 スコーンを半分に割って、ケンタッキーフライドチキンのビスケット(スコーンと同じもの)についてくるハチミツ(メープルシロップ?)をつけて食べました。自分で作ったせいか、とてもおいしく感じました。でもちょっと粉っぽかったような・・・・・・。あと膨らみも足りないし・・・・・・。60点くらいですかね。

2日目

 1日目の失敗の原因を考えてみたところ、いくつか思い当たりました。

 一つ目に、バターが溶けていた可能性がありました。どうやらバターが溶けていると上手くいかないみたい。もっとテキパキやらないとダメだったのかも。

 二つ目に、水分が多すぎたかもしれません。生地は本の写真ではあんなベタベタグチャグチャしてなかったし・・・・・・。

 この二つの点を考慮すると共に、インターネットで見つけたレシピを参考に、分量や道具もちょっと変えて、また作ってみました。前回と違う点は太字にしてあります。

 材料は以下。

  • 薄力粉 : 180g
  • 強力粉 : 40g
  • ベーキングパウダー : 大さじ1杯弱
  • 塩 : 小さじ1杯
  • 砂糖 : 大さじ3杯
  • 無塩バター : 40g
  • 牛乳 : 70cc
  • 卵は使いませんでした

 作り方は以下のようにやりました。

 まず最初に、バターを細かく切っておきます。粉と一緒にしてから細かくしていたら時間が経ってバターが溶けそうだったので。5ミリ角くらいに切ったら、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

 DSC05691.jpg

 今回は最初に道具を全部出しておいて、流れ作業で手早く作れるようにしておきました。前回、道具がどこにあるか良く分かってなかったので時間を食ってしまったので。

 DSC05689.jpg

 オーブンを220度に加熱しておきます。

 大き目のボウルに水と氷をいれ、その上にそのボウルよりも小さめのボウルを入れます。薄力粉・ベーキングパウダー・塩を混ぜて振るい、そのボウルの中へ入れます。

 バターを入れて、指でバターの塊を潰すように、粉と混ぜていきます。粉がしっとりしたら終了。

 粉の真ん中にくぼみをつけ、そこに牛乳を少しずつ入れながら、ゴムべらではなく木べらで、粉と混ぜていきます。

 粉がある程度まとまったら、まな板に出して上からラップをかけ、1.5センチ厚に伸ばします。それを折りたたんで、また1.5センチ厚に伸ばします。これを2,3回繰り返します。

 生地はべちゃべちゃはしていなかったのですが、逆に粉っぽくてボロボロ崩れたりしちゃいました。

 DSC05692.jpg

 打ち粉を振って、直径6センチくらいの円形に切り取り、オーブンシートの上に乗せます。上にハケで牛乳を塗って、オーブンで15分ほど焼きます。

 完成したのがこちら。

 DSC05694.jpg

 奥のほうは比較的まともに膨らんでいるようですが、もうちょっとふくらみが欲しいところ。手前のは生地の厚さが足りなかったのか、ちょっとつぶれてます。

 DSC05695.jpg

 また紅茶とおいしくいただきました。今回のは砂糖を若干多めに入れたので、そのままでもおいしかったです。中はしっとりしていたのですが、寧ろネチネチしていたといったほうが良いのかも・・・・・・。まぁおいしかったしいいや。

 っていうかもうアフタヌーンティー最高。自分が一歩でもローゼンメイデンの世界に近づけたことが嬉しいです(何かが間違っている)。あー翠星石ー!スコーンの作るコツを教えてくれー!!

 今回のスコーンは見た目はまぁまぁでしたが、なんか中がネチネチしてました。原因は多分小麦粉をこねてしまい、グルテンっていう成分ができてしまったからだと思います。小麦粉はこねるのではなく、まとめる!難しい・・・・・・。もしかしたら、生地を畳む→伸ばすの工程がこねる動作と同じようになっちゃったのかな?

 あと卵の分の水分が少なかったからか、伸ばす前の生地が予想以上に粉っぽくなってしまったので、次からはちゃんと卵を使うようにしようと思いました。本当かどうかは分からないけど・・・・・・。でも水分が足りなかったのに、完成した物の中がネチネチしていたのは何でなのでしょうか。グルテンのせい?それとも追加した強力粉のせいかな?

 親も昨日よりおいしかったといっていたのですが、個人的にはもうちょっとふくらみが欲しいところ。70点。

中間まとめ

 重要そうなポイントを書き上げて見ます。

  • 最初に道具は全部出して、テキパキ作業できるようにしておく
  • 分量は2日目のもの+卵1個が良さそう
  • バターは最初から細かく刻んでおき、冷やしておく
  • 牛乳は少しずつ、粉にくぼみを作ってそこに流しこむ
  • ゴムベラではなく木べらを使い、こねてしまわないように粉をまとめる
  • 生地をたたんで伸ばす工程は、1回だけ繰り返す
  • 生地を切り出すときは、厚さが2センチちゃんとあるか確認する

 これを元に、明日また挑戦してみたいと思います!ちなみに明日は材料の量を半分にして、二回挑戦するつもりです。ではまた。

カテゴリ / 2007/02/08 20:40 / Permlink / WEB拍手

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