ちょっといろいろあってWindowsXPが消えてしまったんで、この際だからLinux入れてみるか、ということでLinux(Ubuntu)を入れてみました。
別のパソコンで、ミラーサーバーからISOイメージを落として、CDを焼き、パソコン起動し、CDをセット。そしてCDが読み込まれて画面が出てきたので、適当にエンター押して待っていたら、いつのまにか(10分位かかったかも)UbuntuがCDから起動していました。これは想定外。
最初に思ったことは、画面が綺麗なこと。文字のアンチエイリアスが綺麗で良いですね。WindowsにもClearTypeがありましたが、あれよりも輪郭がぼやけていて疲れないかもしれません。読みやすいかも。
でパーティションを操作するソフト(Gparted?)が入っていたので、それで5GBのシステム用と、1GBのSWAP用のパーティションを作りました。そんでデスクトップにあったインストールしますよ的な物を実行してインストールしました。その間は他にアプリケーションが起動できたので、やたら豊富に入っていたゲームで遊んでいました。どれもつm(ry
HDDにインストールし終わると、かなり快適になりました。そんでSynpaticパッケージマネージャーとかいうのを起動して感動してみたり、日本語化パッケージを入れて日本語化してみたり(/.のbero氏の日記がとても参考になりました)、日本語入力環境を整えるのに苦難し、SCIMとかuimとかをどうすれば選べるのかがいまだにわからなくてイライラしたり、Sylpheed・Gripper・Gaim・Liferea・JDなどをインストールしてちょっと便利にしたり、Wineを入れてTMPEGEncで動画をエンコードしてみたり、Stellariumという星座シミュレーターを入れて超感動してみたり、Linux入れてからの4,5日間にいろいろと体験し、それはそれは充実した日々を過ごすことが出来ました。
でもやっぱ初心者にはソースを落として./configure→make→make installって感じでソフトを入れるのは無理だと思うけどね。どうでもいいがこのインストール方法に感動した。あと、初めてsuをしてrootになったときは少し大人になれた気がした。
まぁそんな感じである程度快適に使えていて、IllustratorとかPhotoshopとかがあればLinuxに移行するのも悪くは無いと思っている感じです。それでなぜ今日、いきなりこんな記事を投稿したのかというと、ちょっとした物をインストールするのにてこずっていたけど色々試行錯誤していく内にインストールできてそれはそれは感動したからなんだけども、どうでもいいねこれは。
じつはONScripterでそういうゲームがLinux上で、Wineを使わずに出来ることを知ってやってみることにしたんです。でもSDLが必要ということで、入れた。ONScripterをコンパイルした。起動してみた。そして表示されやがったメッセージ。
Couldn't initialize SDL: No available video device.
ま、まぁなんとかなるだろうと、SDLのライブラリをSynpaticでもう一度入れ直して、SDL本体(?)をソースからmakeしてインストール。しかし起動しない。
まだまだと思い、再起動。しかし起動しない。そしてこのMLのメールを見てX11が関係していそうだと思い、X11のライブラリをSynpaticで探して、devとかついてるのを5つほど適当にインストール。そしてSDLを再コンパイルしてインストールし、testフォルダのサンプルをコンパイルして実行してみた。
そしたら出来たんですよ!ちゃんと動いたんですよ!
root@kouta-desktop:/home/××/Desktop/SDL-1.2.11/test# ./testvidinfo
Video driver: x11
Current display: 1024x768, 32 bits-per-pixel
Red Mask = 0x00ff0000
Green Mask = 0x0000ff00
Blue Mask = 0x000000ff
Fullscreen video modes:
1024x768x32
800x600x32
640x480x32
640x400x32
640x384x32
512x384x32
400x300x32
320x240x32
A window manager is available
ほらね?動いてるでしょ?!僕はね、とても嬉しかったんだ。特に最後の一行、「A window manager is available」の所。
ウィンドウマネージャは、動いていますよ。
コンソールに表示されたのは、単なる一文に過ぎないさ。なんてことはない。でも僕は、この文を読むと同時に、ウィンドウマネージャーの鼓動っていうのかな、ともかくそういった物を感じたんだ。見えないけれども、どこかで動いているウィンドウマネージャーの存在を、こん文を通して見ることが出来たんだ。それでもう嬉しくて嬉しくてね、涙が出てきちゃったんだ。いや別にONScripterが動いてゲームが出来るから嬉しいという訳じゃなくてね。単にテストが通ったことが嬉しかったんだよ。
……んー、この感動を伝えるのは相当な文才をもった人じゃないと無理かもしれない。まぁそんなわけでSDLひとつ入れるのに1,2時間戸惑ったもののなんとか入れられたことが嬉しかった。それだけのことです。
まとめ。SDLを入れても上のエラーが出てしまったらどうすべきか。
1,SDLをmakeしなおして、再インストール。
ここでtestフォルダのものを./autogen.sh→./configure→makeして、適当にどれか実行してみる。成功すれば何か出てきて、ダメだったら何にも反応が無いか、コンソールから実行していたらNo available video deviceが出てくる。
2,X11関連のライブラリ(?)をごっそりインストールして、SDLをまたmakeし直してインストール。
またtestしてみる。多分出来る?出来なかったときはごめんなさい。
あくまでも自分の場合ですが、こんな感じでした。まぁそういうことでこれからしばらく、1週間後にせまってきた大切なテストを全力で無視しつつ、Linuxと戯れていきたいと思います。
追記(10分後)
実際に実行してみた画面。念のためモザイク処理。でも、なんかBGMの音が高くなってるんだよね……。ま、これはこれでアップテンポな感じでテンションが高くなるしまいっかっていいわけねーだろーっ!それでもゲーム始まった瞬間に思い出して泣きそうになってしまった俺は、いったいどうなってしまうのか。
追記(2時間後)
ああもう2時だ。何やってるんだろう俺。どうなっちゃうんだろう俺。っていうかこの記事がLinuxの話題とSDLの話題とエロゲの話題とがごちゃまぜになっていて醜い。まぁゲームのが成功したら別に記事書けばいいか。で、2時間の間、再生速度を元に戻すべくいろいろやってみました。問題はMP3だから、WAVEにしちゃえばいいじゃん、という発想。
BGMの入っているnsaファイルを、ONScripterに同梱されていたnsadecで解凍。その中に入っていたBGMのMP3を、Wine上で起動したFoobarでWAVEに変換。Wine上で起動したNScripterに同梱されているnsaarc.exeでそれらを再圧縮して、WAVEのBGMが入ったnsaファイルを作成。友達に頼んでnscript.datの暗号化を解いてもらい、暗号解除後のデータをもらう。それを開いて.mp3→.wav、mp3loop→waveloopに置換して保存。それを0.txtとリネームし、Wine上でNScripter同梱のnscmake.exeで暗号化して、ゲームフォルダに移動(さっきのBGM入りnsaもnscript.datも、もちろんオリジナルはリネームでバックアップ済み)。これでONScripterやってみたのですがぁー、再生速度が変わっていないんですよねぇー!!これはどういうことなんですかぁー?……あんなに時間使ったのに……こんなに頑張ったのに……俺の努力は一体……ゲフッ(精神的HPが0になったため寝ることにする。では。)
追記(翌日22時)
BGMのサンプリングレートを44.1kHzから48kHzにしたらあっさり直りました。一応報告まで。